Maya2017で無人駅をモデリングする話
ここまでテクニック的な記事を書いてきたんですけど、大抵のことってわざわざわたしが記事にしなくてもGoogle先生に聞けば教えてくれるんですよね!
まぁMayaに関しては教えてもらったことを試しても解決しない・・・なんてことも日常茶飯事なんですけど。ケースバイケースで試行錯誤することが多々ある・・・。
ということで今回はモデリングの過程をなんとなーく解説していこうかなと。
これが正解!ってわけではないので、はえーこいつはこうやって作ったんだなー程度に考えて頂ければ、と思います。
qovoさんでタイムラプスを公開してるので、文字読みたくない!って方はどうぞー
まず一番最初に作りたいモチーフの資料を集めます。これがないと何もできません。
本当は、実在するものを作るときは実際に現地まで足を運んで写真撮ったり動画撮ったり触れるものなら触ってみたり測量したり・・・自分でやってみるのが一番いいんですけど、なかなか現実そうもいかないので今回はGoogle先生を頼ります。「下灘駅」をモデルに作っていくことを決定。水平線がキレイだったのでいつか行ってみたいな!
地面→柱→屋根の順に作っていきました。
大まかな形をとるときに、例えば「地面~屋根の高さを10として、柱の土台の高さは4くらいだな」って感じに比率を意識して作ると、出来上がった時にめちゃくちゃな形をしてる、っていう事態にはなりにくいかな、と思います。
ほんとはちゃんと測量したほうがいい、っていうのはこういうところですね・・・。
スクショと最初の方のmaデータが上手く残せてなかったので、柱~屋根程度ができてるとこからの画像スタートです、ごめんなさい(´;ω;`)
基本的にはプリミティブの立方体or板ポリを伸ばしたり薄くしたり→エッジループ・マルチカットツール・押し出しで形を整える、の繰り返しです。
屋根のディテールを少し作って、柱を増やしました。
片側の柱をグループ化→グループごと複製→位置調整&リネーム、で作ってます。
建物横にくっついている配水管を作っていきます。
円柱で高さを合わせる→エッジループで横にエッジを足す→足したエッジを移動・回転させて形を作る、の繰り返しです。
片方出来たら反対側は複製して反転させます。
ミラーとか特殊な複製とかあるんですけどよくわからないバグで後々困ることが今までよくあったので、最終的にくっつけないオブジェクトは複製→移動orスケールで該当する値をマイナスにする、で反転コピーを作ってます。
このやり方にしてからは今のところ困ってないです。
雨どいの細かいところを作ります。気合で頑張ります。
片方を作ったら反転コピーして必要なら位置調整します。
パースビューだと(当たり前ですが)パースがかかって見えてやりづらいことがあるので、サイドビューから確認してます。
ビューの切り替えでスペースキー連打しまくるとMaya固まって落ちることが・・・
こまめな保存大事ですね!!
屋根のディテールを作ろうとします。
エッジループ入れたりなんだりやったんですけど、結果的にあとでテクスチャで作った方が楽だし早いな、という結論に至りました。
てことで屋根と柱を増やして全体の形を作りました。
ついでに屋根内側の柱らへんのディテールも少し、画像だと見づらい・・・
全体像ができると一気にそれっぽさが出てちょっと楽しくなります!
屋根内側の太い柱を作っていきます。
ここまででレンダリングした画像がこちら↓
Arnoldのスカイドームライト便利ですね、ボタン一つでそれっぽい画が作れちゃう・・・
長くなるので一度ここで区切ります、このままだとちょっと周りが寂しいので次回の記事でオブジェクトを少し増やしていく予定です。
お付き合い頂きありがとうございました。